村山 明

重要無形文化財「木工芸」保持者

About

重要無形文化財「木工芸」

私自身は木工芸の刳り物の技法で、保持者の認定を受けています。立体的な形態とは何かを工芸作品の中に表したいと考えています。
日本は、古くより木工の園として栄えてきました。本来の生活の内にはどれだけの木製品があるかわかりません。あまりに馴染んでしまうのでほとんど意識されないままで過ごしてきました。
今、木製品は特別なものとして扱われかけていますが、本来の意識できない物として、今形態とはどういう形なのかを表現していきたいと思います。

Biography

  • 1944
    兵庫県に生まれる
  • 1966
    京都市立美術大学卒業 黒田辰秋氏に師事
  • 1970
    第17回日本伝統工芸展・朝日新聞社賞受賞
  • 1971
    日本工芸会正会員
  • 1996
    京都府指定無形文化財「木工芸」の保持者に認定
  • 2003
    重要無形文化財「木工芸」の保持者に認定
  • 2004
    第22回京都府文化賞功労賞受賞
  • 2005
    紫綬褒章受章
  • 2014
    旭日小綬章受章
  • 2015
    京都市文化功労者表彰

Portfolio

1
欅拭漆白檀重箱|村山 明

欅拭漆白檀重箱

2
欅拭漆方円盆 |村山 明

欅拭漆方円盆